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            シモコシTricholoma auratum
                       ■キシメジ科 キシメジ属

 肉眼的形態(2010.11.24記述)

 発生地; クロマツ林内地上

   傘  ; 直径5p前後 中高のまんじゅう形に開く 表面はクリーム色で,茶褐色の三角型繊維紋が顕著で中央ほど多い。
         湿時粘性有り 表皮は剥きやすい。

   肉  ; 傘の肉は白色。

 ひ  だ ; 硫黄色 やや密‥密‥疎 湾生

   柄  ; 太く短いものと細長いものが混在し縦条線がある 基部が丸く膨らむかこん棒状をなす 上部1/3は白色で
         2/3は帯黄色だが、顕著なものとほとんど白色に近いものがある 肉は白色 周辺は黄色みを帯びる 中実

  香  り ; 無臭

   味 ;
ほろ苦みあり

 その他 ;
 

 クロマツ林内地上に松葉を被り発生していたが,本来は松葉のないところに発生するらしいが,ほとんどの子
  実体は松葉を被っていて、松葉を払い除けたりしながら探した。
  
1.柄が細長く,2.味がほろ苦いのがあった。このきのこは果たしてシモコシなのだろうか。キシメジが疑
    われる。
    シモコシとキシメジは分類学的に課題があるようだ。しかし,炊き込みご飯にしたら素晴らしく良い香り(洋風
    スパイス様)で,非常に美味しく頂いた。
    岩沼の海浜緑地には沢山の人がきのこを採りに来ているので,どちらにしても問題ないだろう。
   「東北のきのこ図鑑」にはカラキシメジが載っていたが,味は辛くなかった。

  
                  ■2010年11月20日   撮影地  宮城県 クロマツ林
  
                  ■2010年11月20日   撮影地  宮城県 クロマツ林
  
                  ■2010年11月20日   撮影地  宮城県 クロマツ林
  
                  ■2010年11月20日   撮影地  宮城県 クロマツ林
  
                  ■2010年11月20日   撮影地  宮城県 クロマツ林
  
                  ■2010年11月20日   撮影地  宮城県 クロマツ林
  
                  ■2010年11月20日   撮影地  宮城県 クロマツ林
  
                  ■2010年11月20日   撮影地  宮城県 クロマツ林

  


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