秋田県 神室山

 

行 程

役内口登山口〜三十三尋の滝〜御田の神〜神室山〜神室山避難小屋〜神室山〜パノラマコース(前神室山〜ザンゲ坂〜役内口登山口)

標高 1,365m
獲得高度登り 921m,下り 921m, 総獲得高度 1,842m
歩行距離 13.0km, 高度比=1,842m÷13.02km=141

山行日

平成12年10月7日(土)

天候

晴れ 登山中は風もなく穏やかな天気だったが,神室山頂では風が冷たく山座同定もそこそこに避難小屋に行った。

前日の仮眠場所

道の駅「雄勝」の駐車場は仮眠を取るのに最適だ。山形よりの車入り口から入り,左方向に進むと外灯のないスペースがあって,12台の駐車スペースが確保されている。他のスペースでは外灯があるのと車の移動と大型車の夜中じゅうのエンジン音が気になる。

登山口までのアプローチ

秋田から行く場合は,国道13号線の道の駅(雄勝)を右に見て,しばらく進むとトンネルがある。そのトンネルを抜けしばらく進むと秋の宮温泉郷に進む交差点があるので,左折して秋の宮温泉郷方向に進む。この道は国道 号線だ。

道なり進むとやがて中山小学校が左手にあり,その前から右斜め方向に下がっていく道を進む。ここには「神室山」への看板がある。

しばらく進むと丁字路にぶつかるのでここを左折して進むこと。なお,ここには案内看板がないので若干とまどうかもしれない。

後は舗装道路を道成真っ直ぐに進んでいくと,やがて砂利道になりなおも進むと林道途中の右側に大きな鳥居がある。ここに神室山全体の案内看板もある。

ここから右折して砂利道の林道をどこまでも進むと砂防堰堤のあるところに出る。ここが登山口駐車場だ。今年は林道工事中で先に進めなかったが林道は先まで続いているので,工事が終わったときには行き過ぎないよう注意が必要だ。沢コース〜パノラマコースの周回をする場合は,登山口に駐車する必要がある。

駐車場

砂防ダムの周辺が駐車場になっている。15台くらいは何とか駐車可能だろう。

トイレ

登山口周辺にはない。国道13号線の道の駅「雄勝」で済ませるのがいいだろう。水もここで調達できる。

水場

三十三尋の滝を上がりきったところに不動明王の祠があり,ここが水場になっている。ガイド本には湧き水と書いてあったが,沢水のような気がした。ここでは水の味見をしなかった。多分生水で飲むことができるのだろう。
事前に用意するのであれば道の駅「雄勝」の洗面所を使える。

避難小屋

山頂から5分ほど下がったところに小屋があるが,老朽のため平成17年5月1日より使用禁止

登山口,登山道

登山口
駐車場から林道を真っ直ぐ進むと沢コースの登山口だ。
駐車場から山側に登っていく登山道がある。ここがパノラマコースの登山口だ。

登山道
沢コースは林道歩きが終わると三十三尋の滝まで,ほとんどトラバース歩行だ。
段切りの登山道になっている区間が結構あるので慎重に進む必要がある。雨や暗くなっての歩行時は特に慎重さが求められる。

また,沢に沿って歩く箇所と三十三尋の滝付近は,山頂付近で大雨が降ると急に増水しそうな雰囲気がある。逃げ場のない箇所もあり注意が必要だろう。

ガイド本に記載のある胸突き八丁坂は,高度差400mを登るが,ゆっくり息を整えながら登ると,思うほど辛い思いもせず克服できる。

注意点は登山開始の林道歩きが楽なのと,登山開始で意気込みがありすぎ,オーバーペースになると胸突き八丁坂が辛くなる。

帰りのパノラマコースも終盤に400m急下降がある。暗くなると今までの疲れもあり足下が危ない。

山頂情報・展望

紅葉は1週間くらい早いようだ。今年は例年に比較して1週間遅れているとのこと(他の山の情報)

山頂からは栗駒山,焼石岳,鳥海山,高松岳,虎毛山が見えた。周辺の神室山塊が綺麗で印象的だった。周辺の地形図を持ち合わせていなかったので,山名まで分からなかったのが残念だ。

また,月山,朝日連峰方向が雲に隠れていたのが残念だった。

その他

登山者届けはどこに出すのか不明。


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