青森県 大尽山(H22.10.31) 登山ルート;宇曽利山湖登山口→一体地蔵分岐→大尽山山頂→往復←クリックで登山ルートが出ます。 標高;827.7m |
仙台峰友会の有志企画山行(企画:OGさん)に参加。 前日の縫道石山後の山行。 台風の影響で雨が降る可能性が高いので,半分諦めていたが,夜中に相当降った跡があったが,朝起きると僅かに青空も見えている。ホッとして登山準備に取りかかった。民宿「松の木」で朝食を済ませて,大尽山登山口に向かった。民宿の近くにコンビニ「ミニストップ」があり,そこで昼食を購入して出発した。 登山口から見たら,山頂はガスに覆われていたが,山頂に着いた時にはガスが晴れ,宇曽利山湖がハート形にきれいに見えた。快晴であれば相当奇麗な色に見えたと思うが,雨の予報で中止も考えていたので,贅沢は言えない。下山後に大尽山を見たら山頂から中腹までガスに覆われている。我々が山頂にいる間だけ,ガスが上がってくれたようだ。 大尽山山頂手前は300mほどの超急登が続き,2m以上の笹が覆い被さり,かなり難儀しながら登った。私は急登途中の一部緩やかになったところで,木の根につま先をはさめ,前につんのめって大転倒をしてしまった。こんな大転倒は久しぶりだったのでショックが大きい。下りは両ストック使用で下りてきた。 登山後は寒立馬(かんだちめ)と尻屋崎灯台を見学し,下北半島を後にした。下北半島付け根の横浜町道の駅「よこはま」でSTさんとお別れし,高速道路のSAで夕食を済ませて,一路仙台に向かった。 宿舎に帰宅したのは10時45分頃だった。 会長とOGさんは途中コンビニや道の駅に寄った程度の休憩を取りながら,行き帰りとも6時間以上の運転だったが,ほとんど疲れが見えない。二人とも人間ばなれしていると思った。 |
5:20 起床。 形態のアラームを5:40に設定していたが,3時半頃からうつらうつら状態になっていた。隣の部屋の皆さんが5:20に起床し点灯したので,私も起きることにしたら,会長も起きだし,副会長さんも起きた。 窓から外を見ると曇りながら晴れ間も見えているので,ホッとしました。 元気も出てきたのでトイレ洗顔を済ませ登山準備にかかりました。一通り終わったところで6:15に朝食開始です。6:20朝食開始の予定でしたが5分早まりました。 味噌汁用のお湯を沸かすつもりで,ガスを用意していき,朝,STさんに「お湯湧かしましょうか」と声を掛けたら,民宿にお湯を下さいと声を掛けてくれました。お陰で時間短縮になりました。 7:00頃 民宿出発。 途中で○○(忘れた)を見学して登山口に向かいました。 7:59 標高215m。 駐車場登山口出発。 駐車場の奥から宇曽利山湖沿いに進みます。 30mほども進むと大柵がされており,車は全く入られません。バイクも通過は無理かもしれない狭さです。 駐車場からは,いきなりヤブっぽい感じですが,すぐに遊歩道のように整備されています。しかし,すぐに荒れた状態になり,登山靴でないと歩かれない状態です。小沢をいくつも渡りますし,木橋が架かっていますが,ほとんどが壊れて傾いているので,滑りそうで怖いです。 宇曽利山湖の周辺を半分程回り込むと登山口に到着します。 8:29 丸山沢通過。 休憩。 恐山2.4km大平10kmの道標有り。「大平」は登山口とは関係ない方向です。 ここの周辺はサワグルミの大木が沢山ありました。スラッと背の高い木でした。クルミはならないようです。 8:34 出発。 休憩時間5分 8:55 標高195m 大尽山登山口到着。 休憩。 ここからは山頂が見えませんが,少し手前から大尽山の山頂が見えました。相変わらず山頂付近に雲がかかっています。 9:00 標高210m 登山口出発。 休憩時間5分。 高度計195mを210mに修正しました。 ここからは道はしっかりついていますが,左右から笹が少し被っています。この程度の笹はこれからの笹の大被りに比べると序章に過ぎませんでした。 小さな沢を一つ渡ると,笹が無くなり広々とした風景になりました。 9:13 標高220m 原生林内歩行中。 鬱蒼とした原生林なので,幸せな気分になります。 写真撮りました。 9:44 標高360m 緩斜面広場。 休憩。 右に沢を見ながら緩斜面を登る途中の広場になっています。 この休憩の5分位前の登山道脇から少し下りたところで,ヌメリスギタモドキを採りました。会長が見つけました。 9:48 出発。 休憩時間4分。 地形図によると,ここから斜面が少し急になってくるようです。 10:05 標高465m付近 ブナとクロモジの黄葉 黄葉が凄くきれいです。写真に撮りました。ここのブナは細身ですが背がひょろひょろと高いです。 先程のブナ林から少し登ったら,登山道に笹が覆い被さってきました。とても一人では来られないような雰囲気になってきました。 10:30 標高595m 一体地蔵分岐到着。 休憩 ここで会長と副会長と地形図と現在地で議論になった。私が「お二人の地形図の登山道が違っている。私の修正したものが正しいので,現在地はここだ。」と説明しても信じてもらえませんでした。 10:35 標高595m 出発。 休憩時間5分。 標高であと100mです。周りからは背丈2m以上の笹が覆い被さってきて,川にピシピシとあたります。 標高765mでピークかと思ったら,肩ピークの偽ピークです。 今度こそ本物のピークです。 標高785m またまた肩の偽ピークにだまされました。 今度こそ30mくらいでピークです。 11:15(要確認) 標高827m 大尽山到着 休憩(昼食) 山頂から宇曽利山湖がハート形に見えました。でも,もう少し奇麗なハート形ならいいんだけど。 11:50 標高827m 大尽山出発。 休憩時間35分。(要確認) 一体地蔵分岐まではかなりの登山道が滑るのと急下降なので,両ストックを使いながら下りた。万が一滑り落ちて前の人の足下を掬ったりしたら,大迷惑を掛けてしまう。 ミノさんが鈴木さんの後ろを歩いていたら,「斎藤さんはよく転ぶので怖いから,気をつけて下りてきて」と鈴木さんに声を掛けられていた。言われたすぐ後に滑り落ちてしまった。 登山道を下りている途中で,STさんに「一体地蔵分岐に着いたら,一体地蔵を確認に行きたい」と声を掛けました。 12:27 標高595m 一体地蔵分岐到着。 休憩。 STさんから「一体地蔵に行ってみたら」と声を掛けてもらったので,一体地蔵の方に行ってみたらありました。15m位先にありました。 この場所に来て急登山道(廃道)を見つけ,会長と副会長に説明したら,やっと納得してくれた。 13:33 一体地蔵分岐出発。 休憩時間6分。 一体地蔵分岐を過ぎると黄葉がきれいです。 グループの最後の方でのんびりと歩いていたら,ラストを歩いていた副会長から,「KHさ〜ん」と声を掛けられました。振り返ると50mほど後で呼んでいます。急いで戻ってみると,倒木に大根おろし和えにピッタリのナメコが沢山発生していました。私が確認して副会長に採ってもらいました。登山口に下りてからHRさんにあげたようです。 皆さんは先に歩いていったので,副会長と二人で大急ぎで歩き追いつきました。 13:47 標高220m 大尽山登山口到着。 休憩 13:55 標高220m。 登山口出発。 休憩時間8分。 ここから長い平地歩きです。「飽きるだろうなぁ。」 林道の黄葉を見ながらのんびりと歩きました。 14:45 標高210m 駐車場登山口到着。 駐車場から見た大尽山です。山頂は残念ながら雲の中です。 この後は,恐山を見学しさらに寒立馬を見学して一路仙台に向かい出発しました。 恐山から見た宇曽利山湖と大尽山です。 寒立馬(かんだちめ)です。足が短くてずんぐりしています。すごく温和しい馬たちでした。 22:45 自宅に到着。 下北半島を抜けたあたりから,ほとんど雨が降っていました。 疲れました。車中で腰が痛くなりました。でも,運転手の会長とOGさんはもっと疲れたことでしょう。 |
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