福島県 安達太良山山塊

行 程

安達太良山山塊(新野地温泉登山口〜旧土湯峠〜鬼面山〜箕輪山〜鉄山〜安達太良山〜往復)

標高=箕輪山1,730m,安達太良山1,700m

獲得高度・歩行距離・高度比;
獲得高度登り=1,150m 下り=−1,150m 総獲得高度=2,300m
歩行距離=14.3km   高度比=2,300m÷14.3=161

登り所要時間;5時間11分。歩行時間;4時間18分。休憩時間;53分。
下り所要時間;4時間30分。歩行時間;3時間54分。休憩時間;36分
安達太良山山頂休憩;34分
往復所要時間;9時間41分。歩行時間;8時間12分。休憩時間;1時間29分

山行日

平成14年8月26日(月)

天候

天候;晴れ。下山時霧 .。日差しがかなり暑かった。

登山口までのアプローチ

福島市から会津方向に土湯峠を進むと峠手前に道の駅がある。この道の駅を少し進むとやがて長いトンネルがある。このトンネルを抜けると右に入る道路がある。この道路が旧土湯峠に向かう道路となっているのでこの道を進む。

曲がりくねった道を進むと野地温泉があり,さらに500m程進むと新野地温泉 相模屋旅館がある。この旅館の脇が登山口になっている。

駐車場

相模屋旅館の前か登山口の前が駐車場になっている。でも,相模屋旅館の客用駐車場と思われる。止めるときはフロントにお願いしてからがよいだろう。

トイレ

登山口にも登山道中にもない。土湯峠の道の駅で済ませておこう。

水場

無い。土湯峠の道の駅にもない。トイレの手洗水も沢水を使っていると思われ飲用不適となっている。

避難小屋

鉄山避難小屋がある。無人であるが建て替えて新しいせいもあってきれいだ。最大20人位は泊まれる。ただし,トイレ,水場はない。純粋に避難小屋と思った方がよい。宿泊を考えるならば,くろがね小屋(有料)がよいだろう。

登山口,登山道

登山口;新野地温泉相模屋旅館に正対し右側に登山口がある。大きな看板があるので直ぐに分かる

登山道;変化に富んだ登山道だ。初めはブナの原生林の中を歩く。旧土湯峠の台地に出ると草原になっており,そこから先の鬼面山に向かう登りと,その先の下りはガレ場となっており,霧がかかると道を失いやすいのでマークを確かめながら進む必要がある。

鬼面山を下りきり,箕輪山までの登りとその先の下りは,道ははっきりしているが滑りやすい。

箕輪山を下りきり,鉄山の避難小屋までの登りは道ははっきりしているが藪がきついところがある。

避難小屋から安達太良山まではガレ場やザレ場なので,滑って歩きににくいところが多い。

注意点は鉄山から馬の背に向かうときは,道標があるところから沼ノ平側に道を外すような感じにトラバース気味に進む必要がある。鉄山山頂に進むと道は行き止まりになる。初めてだと鉄山山頂方向に進んでしまう人が多いだろう。霧がかかっているときは要注意だろう。

鉄山から安達太良山までは踏み跡がはっきりしないのでマークに注意して忠実に進むように心がけよう。

安達太良山から鉄山に戻るとき,牛の背から鉄山に向かうところ(記憶がはっきりしない)に道標があるが,この道標の指す方向に進むと沼ノ平をのぞき込む行き止まりになっている。霧がかかっていると沼ノ平の崖から落ちてしまう恐れもある。ここは道標の指す方向よりやや右側に進む必要がある。

山頂情報・展望

山頂からの展望→鬼面山,箕輪山,安達太良山どこからもすばらしい展望が開けている。

その他

登山届け;どこにあるのか不明だった。
高山植物→旧土湯峠の台地から鬼面山山頂まではすばらしい。

ブナ林→登山口から旧土湯峠の台地まではブナ林がすばらしい。安達太良山連峰の登山道にこのようなブナ林があるのが信じられないくらいだ。

温 泉→登山口の新野地温泉相模屋旅館は,500円で日帰り入浴ができる。ただし時間は午後3時までとなっている。平日であれば4時頃でも入浴可能と思われるのでフロントにお願いしてみると良い。
但し,露天風呂と室内風呂があるが上がり湯はない。今回,室内風呂は熱くて足も入れられない状態だった。しかも,差し水をしたいが差し水もない。かろうじて水が出ていたので温泉の浴槽の湯と水を合わせて顔だけ洗った。女風呂はその水さえなかったとのこと。
当然露天風呂には差し水など無いが,露天風呂は何とかは入れる状態だった。
宿泊客用の風呂には上がり湯がきちんとあるようだ(宿泊客に聞いた)。
相模屋旅館に500円だまし取られたような気分だ。二度と利用するものか。 (-:-#


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