福島県 五十人山 山行記録
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蔵王の樹氷を見に行くためにパートナーもスノーシューを購入した。 スノーシューの試し履きと練習で安達太良山に行こうと思ったが,車で走行中に安達太良山がまったく見えないので,諦めて五十人山に行った。 五十人山へは十年ほど前に行ったことがあり,その時にも雪の中を歩いた記憶があった。二日前に平地でも相当雪が降ったので,スノーシューの練習になる程度の雪はありそうだと考えた。 登山口の葛尾中学校近くまでは,あまり雪が見られず,スノーシューの練習ができるか不安があったが,現地に着いたら歩き始めからスノーシューが使えるほどの雪が積もっていたので安心した。 葛尾中学校から山頂直下の鞍部までは,先行者のトレースが付いていて,かなり楽に登ることができた。 山頂直下の鞍部に到着した時に,両ピークにそれぞれ二人組,三人組が取り付いていた。左側の三角点ピークに取り付いている二人組は,雪が深くて取り付きから苦労している様だ。私はすぐに追いつき,先頭に立たせてもらいラッセルを開始した。この山頂直下は雪が深くて,腰位までありラッセルが大変だったが,さすがスノーシューの威力は素晴らしくて,どんどん登ることができた。「オレが道を付けてやったぜぃ」 |
10:20 標高470m 中学校正門前出発。 スノーシューが使えるか雪の量が心配だったが,正門前から十分に積雪がありました。降ったばかりの雪で踏み跡を外すとそれなり沈むので,練習にはもってこいです。 車道を突き当たりまで進み,左折してさらに進むと舗装道路にぶつかります。ここから本格的に山歩きになります。現在はこちらが登山口になっているのかもしれません。 10:40 標高550m 二合目到着。 小休憩。 ここで脱ぎ脱ぎタイムにしました。やはり安達太良山仕様は暑いです。 せっかくの雪山歩きですが,踏み跡がハッキリ付いているので,私としては物足りない感じで歩いています。「トレースの無い所も歩きたいなぁ」 10:50 二合目出発。 休憩時間10分。 11:15 標高635m 小休憩。 私のトイレタイムです。 11:20 出発。 休憩時間5分。 休憩場所で写真撮りました。似た様な登山道が続きます。 11:35 標高 m 五合目通過。 雪は40センチ以上あります。踏み跡を外すとふかふかの雪で,気持ちいいです。 しかし,トレースが全く無かったら,ラッセルが続くので,披露が激しいと思います。適度なトレースはありがたいです。 11:48 標高750m 東屋到着 休憩。 腹が減って豆大福を食べました。 11:58 東屋出発。 休憩時間10分。 東屋を過ぎると一層積雪が増しました。ラッセルを楽しむには絶好です。 12:08 標高775m 七合目通過。 この辺からは踏み跡は付いていますが,締め固まっていないので,雪山を歩いている気持ちになりました。 12:35 標高850m 五十人山鞍部到着。 通過。 鞍部に付きました。 下写真は左ピークです。 下写真は右ピークです。 左右のピークにそれぞれ二人組が取り付いています。 左ピークは鉄塔があり,三角点があります。右ピークは山頂に大岩などがあり,休憩に適していますが,積雪が少ない様なので,スノーシューを楽しめそうにないのと,うっかりすると露出岩でスノーシューの爪を痛めそうです。 左ピークは鉄塔があり趣が良くないのですが,積雪がかなりありそうに見えます。先行二人組がもがいていて余り前に進まない様なので,これこそスノーシューの出番と思い,左ピークの三角点を目指すことにしました。 選択は大正解でした。先行二人組にすぐに追いつき追い越し,先頭に立ったらスノーシューを付けても腰までの深雪です。 ルートを選択しながらガンガン登ります。パートナーが付いてこれるか心配で振り返ると,すぐ後から付いてきています。パートナーも頑張っています。スノーシューの威力は絶大です。 山頂三角点が見えてきました。 12:50 標高885m 山頂三角点到着。 休憩。 誰の踏み跡もない三角点に一番乗りです。樹木がないので風がヒューヒューと吹き抜けています。鎌倉岳をバックに写真を撮りました。 パートナー「一番乗りー!!」と叫んでいる様に見ます。 12:55 三角点から下山開始。 休憩時間5分。 風が強くて下山します。展望は片曽根山,鎌倉岳,日山が見えています。 13:25 標高750m 東屋到着。 休憩。 ここで遅い昼食です。「腹へったぁ」 休憩中に三組が追いついてきました。男性2人組,3人組,女性7人前後+男性1人組の三組でした。男性2人組と3人組はこの東屋で休憩です。私らは一番乗りだったので,東屋のテーブルを使うことができました。「良かったなぁ。」 他の二組は雪の上で休憩です。 13:55 東屋出発。 休憩時間30分。 東屋を出発して登山道を歩いています。パートナーはスノーシューにまだ慣れていないので,歩き方が何となくぎこちなく見えます。オイッチニ,オイッチニと歩いているように見えます。 いよいよ楽しい雪山歩きも終わりに近づいてきました。右に曲がると間もなく葛尾中学校です。 我々の車が見えてきました。名残惜しいです。もっと楽しみたいです。 14:30 標高470m 葛尾中学校正門前到着。 こんなにも深雪を楽しめると思っていませんでした。最高でした。安達太良山から計画変更して五十人山に来て良かったー。 |
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