福島県 小野岳(2010年5月16日(日)登山ルート;大内宿登山口→山頂→小野観音登山口 標高;標高; 1,383.4m |
以前から気になっていた小野岳に峰友会山行で登ってきた。標高距離と標高図を作成してみたら,岩手県の早池峰山と同様の数値と標高図になったので,ザックの荷物は極力軽くして登ることにした。登山道の大内コースはほぼ階段状で,小野観世音コースは急傾斜の崖だが,それぞれジグザグに登山道を切ってあるので,思いの外楽に歩くことができた。ただ,大内コース階段は自然観が無くガッカリした。とは言え,登山者が多いようなので,登山道が荒れるのを防止する為にはやむを得ないと思う。 | |
10:24 標高725m 登山口出発。 車の1号車〜4号車の班毎にグループで登っていくことになりました。 少しの間杉林で沢伝いに登っていきます。 ヒトリシズカ,エンレイソウ,ニリンソウ,ユリワサビ咲いていました。 沢沿いにはニリンソウが群生満開です。 10:40 標高840m 「小野の泉」到着 休憩。 「小野の泉 最後の水場」の道標有り。水場は伏流水ででていました。この水場の上には沢水が全く見えません。 ここで「脱ぎ脱ぎタイム」で休憩です。 アイコ数本採りました。アイコはこの周辺にしかありませんでした。この水場より上では気をつけていましたが全然見ませんでした。水場より下では気にとめていなかったので,あったのかもしれません。 会長からアカコゴミ3本頂きました。帰宅後茹でて食べたら,適度に滑りがあり大変美味しく頂きました。あまり見かけないそうですが,あるところにはあるようです。 10:46 出発。 休憩時間6分。 水場から上にはユリワサビが群生して満開です。今まで見ていたものより,大型に感じます。 カタクリもありました。 11:01 標高960m 長い階段登り 長い階段登りが続いています。足幅が合いません。 11:03 標高975m 鉄塔分岐到着。 鉄塔に向かいます。樹間の奥に鉄塔が見えます。 11:04 標高980m 鉄塔到着。 休憩。 ここは芝生貼りの広場になっていて,30〜40人休憩できます。 11:09 鉄塔出発。 休憩時間5分。 11:15 標高990m付近 ツクバネソウ有り。 ツクバネソウは小さな蕾で,咲くまでにはだいぶん掛かりそうです。 小野の泉から鉄塔までは階段でした。鉄塔から緩斜面を過ぎるとまた階段です。「階段多いなぁ」 標高1,000m付近からブナとミズナラの巨木がポツポツと出てきました。 巨木の根元付近に2本の木が絡みついて成長しています。自然の力っておもしろいです。 11:33 標高1130m 小ピーク尾根。 道標有り。 大きなブナの木写真に撮りました。 尾根にでてからブナの巨木とカツラの巨木林もありました。 11:42 標高1223m峰 通過。 11:43 標高1220m 休憩。 1223m峰ピークを少し越えて休憩を取りました。「ウ〜ッ,日差しが暑い。」 11:49 出発。 休憩時間6分。 1,223m峰を過ぎたら,ブナの巨木林です。でかくて太いです。 1,223峰ピークまではほとんど階段でした。 緩斜面移動でウスバサイシンありました。 12:00 標高1210m付近。 カタクリ群生。 カタクリ群生ですが,咲き終わりの花が多いようです。時季が少し遅いようです。 12:05 標高1260m ヒメイチゲ有り。 山頂に向かっての最後の急登途中にヒメイチゲが10数輪ありました。とても可愛いです。写真に撮りたかったのですが,団体行動なので断念しました。 山頂手前の急登で西方向に雪を被った大きな山塊有ります。何でしょうか。 「ほぼ真西方向なので浅草岳だろうか。会津駒ヶ岳は西南西の方向なので違うだろうなぁ。写真撮とけば良かったなぁ」 山頂手前の最後の急登です。ピークの後の緩斜面を過ぎるとかなりの急登で,一段一段の段差が大きいです。でも足がかりがあるので,それほどきつくはありません。 いよいよ山頂です。 12:24 標高1380m 小野岳到着。 山頂には祠があります。 広場状になっていて50人は休憩できる様になっています。 目の前に大戸岳が存在感を示しています。 北東方向に猪苗代湖があり,その奥に安達太良山塊(右から和尚山,安達太良山,箕輪山),猪苗代左端奥に磐梯山,磐梯山左手に猫魔岳,磐梯山左肩奥に西大巓(麓にデコ平スキー場見える)が見えます。 |
|
|
|
|
|
|