岩手県 経塚山(夏油温泉登山口→経塚山→往復)1

行 程

場 所;岩手県 北上市

登山ルート;
夏油温泉登山口→林道歩き→林道終点→経塚山山頂→林道終点→林道歩き→夏油温泉登山口

標高; 1,372.6m 

獲得高度・歩行距離・高度比;
獲得高度登り=1,210m 下り=1,210m 総獲得高度=2,420m
歩行距離=13.65km  高度比=2,420m÷13.65=177

夏油温泉6:20〜11:55経塚山山頂(山頂休憩0時間22分)
所要時間;5時間35分。歩行時間;4時間25分。休憩時間;1時間10分。
上記休憩時間には花撮影時間含む。

経塚山山頂12:17〜16:55夏油温泉
所要時間;4時間38分。歩行時間;3時間57分。休憩時間;41分。
上記休憩時間には花撮影時間含む。

総所要時間;10時間13分。歩行時間;8時間22分。休憩時間;1時間51分。
ただし,経塚山山頂休憩時間0時間22分は含まず。


山行日

平成21年6月13日(土)

天候

曇りのち晴れ,一時雨ぱらつく。風無く心地よかった。

コンビニ情報

金ヶ崎町付近にローソンがあるのが最後。安全の為に早めに購入しておくのがよい。幾つかのサンクス,ローソンに寄ったが,全般に品揃えが少ない。

登山口までのアプローチ

国道4号線を北上し,金ヶ崎町付近から入畑ダムに向かい,そこを通過して夏油温泉まで向かう。道は曲がりくねっているが,舗装され幅も広く楽に走ることができる。ただ,夜間は外灯がないのでカーブでは崖側が見えないので怖かった。
金曜日を除く平日は「夜間通行止め」の看板があった。

駐車場

トイレ前,登山口前,旅館前などいくつもの駐車場がある。

トイレ

登山口近くにあり,男は小2,大1個,女は2個あり,水洗でトイレットペーパーがあった。

水場

登山口には無い。
登山口から2時間ほど歩いたら,水場の道標があり,良い休憩場所になっている。沢水だが冷たくておいしかった。夏場になったらどうなのだろうか。生水でも飲めるか不安。

避難小屋

なし。

登山口,登山道

登山口;
トイレそばの駐車場のそばにベンチ付きの小屋があり,その裏に駐車場がある。その奥が登山道になっている。いろいろな山行記録やガイド本では「元湯夏油温泉」奥に登山口があると紹介されていたが,こちらからの方が利用しやすい。

また,林道終点までオフロード車で入ることが出来ると紹介しているサイトやガイド本もあるが,終点手前に大きな沢が出来ており,終点広場まで行けない。この沢の前に精々2台が止まれるスペースしか無く,他の車が駐車しているとUターンも出来なくなるので,荒れた林道をバックで戻ることになる。

登山道;
林道歩きはあまり荒れていなく歩きやすい。(車走行はかなり厳しい)ただ,登山口から登りが続き,沢に近づくにつれ下りになっている。下山時の疲れた足で上り返しの林道歩きは我々には辛いものがあった。

山頂情報・展望

山頂情報;山頂はかなり広く多人数でも十分に休憩が出来る。
また,山頂はチシマフウロ(咲き始め),ミヤマシオガマ(盛り),ユキワリコザクラ(時期遅かった)のお花畑だった。

山頂展望; 南本内岳,焼石岳,横岳,獅子ヶ鼻岳,牛形山の展望がすばらしい。

その他

その他;
登山届け;
登山口に備え付けてあった。

温 泉;
元湯夏油温泉や夏油温泉観光ホテル,夏油山荘がある。
今回はサイトの山行記録を参考に,「元湯夏油温泉」の露天風呂に入浴した。入浴料は500円でシャンプー,石けん使用禁止で上がり湯も無し。内湯には17時過ぎると入浴できない。ここは所謂(いわゆる)「秘湯の湯」の会なので日帰り客への対応はすこぶる悪い。福島県の二股温泉にも「秘湯の湯」があるが全く同じ扱いだ。

入湯後に沢向こうの「夏油温泉観光ホテル」に寄って聞いてみたら,18時まで入浴可能で,入浴料300円でシャンプー,石けんも用意されているとのこと。残念でしょうがなかった。

咲いていた高山植物途中咲いていた高山植物等
イワカガミ,イワベンケイ,ウスバサイシン,オオカメノキ,カラマツソウ,キクザキイチゲ(青紫),ギンリョウソウ,コミヤマカタバミ,サンカヨウ,ショウジョウバカマ,シラネアオイ,ズダヤクシュ,チシマフウロ,チゴユリ,ツクバネウツギ,ツバメオモト,ツマトリソウ,ノビネチドリ,ハクサンチドリ,ヒメイチゲ,マイヅルソウ,ミツバオウレン,ミヤマシオガマ,ミヤマキンバイ,ミヤマダイコンソウ,ユキワリコザクラ
(種類)27種 イチゴの仲間1種,ツツジの仲間数種,
タカネグンナイフウロについては,チシマフウロとの見分けが私にはできない。経塚山にあったのでチシマフウロとした。


次 へ
標 高 図
山行記録一  覧
ホーム
inserted by FC2 system