宮城県 大東岳(H22.11.13)

登山ルート:大東岳221113(本小屋登山口〜表コース〜裏コース〜本小屋登山口)1

標高;827.7m

先週は二人で滝登山口から大将旗山を往復してきた。今回はパートナーの希望で大東岳一周コースを歩くことにした。積雪が心配だったが,しばらく好天が続いていたので,山頂付近に少しあるだけだった。
また,黄葉はほとんど終わり標高400m付近に一部見られる程度だった。山頂に雪があるのだから当然かもしれない。
きのこを期待したが,登山道中には全く見つけられなかった。キノコ採りの40代ご夫婦が,後から登ってきて,ムキタケを30個程籠に入れていた。他にクリタケ,キヌメリガサが少々。クリタケはパートナーが見つけたが,古くなっていて私は同定できなかったので,立石沢の休憩場所に置いてきたのが,籠の中に入っていた。聞いたらクリタケとのことで,そう言われればクリタケだなぁ。と思った。少し勉強になった。
私が登山靴の中敷きを忘れてしまったので,中敷き無しで歩いた。「足裏が冷たく感触が全然違うなぁ。」
5年ぶりの大東岳は記憶以上に道悪で,5pから10pの砕石状の石と木の根が,落ち葉に隠れていて,歩行に難儀した。また,段差も記憶以上に大きな箇所が沢山あり,通過にずいぶんと苦労した。足首の疲労がいつも以上に辛い歩きだった。
「弥吉ころばし」から樋の沢避難小屋までは,浮き石が多くて緊張感を強いられた。
パートナーは「弥吉ころばし」を過ぎて沢沿いに下る途中の浮き石で,バランスを崩して大転倒した。帰宅した翌日には臀部に大きな青タンができていて,歩くのもままならない様子だった。湿布薬を購入して貼り付けてあげたら,大分良くなったようだ。
7:23     標高350m   本小屋駐車場出発
登山口には乗用車が1台駐車していました。

歩き始めは杉林の中を緩やかに登っていきます。途中登山道かなと思う雰囲気もありますが,道はしっかり踏み跡があります。
 

7:45   標高m435m  沢渡渉。
ここは沢を徒渉した後,右に沢を見ながら登っていきます。
 
地形図を見ないまま左奥に進むのかと思い,うろうろしてしまいました。パートナーの指摘で地形図を見て分かりました。

7:48   標高445m 1合目通過。
沢徒渉から3分程来たところです。

7:51 標高455m 二つ目の沢接近部分通過。
ここは沢を渡らず,左側の崖をへつりながら進みます。ロープも着いていてさほど怖くありません。
 

この後も沢を数回左右に徒渉しながら進みます。


7:56 標高470m 沢から離れる。
ここまで沢を左右に数回徒渉を繰り返してきましたが,水量がないので楽に歩いてこられました。
 

相変わらず暗い杉林の中を歩いています。
 

8:02   標高515m 2合目通過。
ここにも石柱道標ありました。
 

8:04   標高525m。   落ち葉の写真撮影。
みように毒々しく奇麗です。
 

8:05   標高525m 杉林通過。
やっと杉林を抜けました。

8:12 標高560m 杉林です。
やっと抜けたと思ったのですが,またまた杉林です。かなり暗いです。どこまで杉林が続くのでしょう。

少し進むと明るい疎林の雑木林になりました。

 
8:20 標高600m 立石沢到着。 休憩。
ここは沢との合流地で広場状になっています。
   
周辺はブナ林でその奥にカラマツ林も見え,黄葉がきれいでした。

 

8:30 立石沢出発。 休憩時間10分。
休憩場所の広場からすぐに沢を一つ渡ります。
 
沢を渡ったところで,朽ちた看板に本小屋2.3km 大東岳3.0kmの道標有りました。

8:38 標高645m(標高625m。) 3合目通過。
ここは左に沢をみて歩いています。地形図では沢の中を歩くようになっていますが,20m位上をトラバース気味に歩いています。
3合目を過ぎるとまたまた位杉林の中を歩いています。「どこまであるんだろう。」


9:02   標高795m  4合目通過。
いよいよ杉林は終わりのようです。ブナは細いものばかりです。
   
上はブナ林,下は杉林とここからくっきりと分かれている感じです。
登山口を出発した時に杉林の中を冷たい風が通り抜けていました。ここブナ林も風がヒューと通り抜けています。
「山頂は寒そうだな。」


9:13  標高865m 5合目到着。 休憩。
ここは休憩に適した小広場になっています。
 
ここで休憩していたら,女性単独登山者が登ってきて休憩を取りました。
パートナーとその女性単独登山者が少し会話をしています。私が「裏コースに下りるのですか」と聞いたら「なんで?」と言われ,返答に困ってしまいました。別に聞く理由はなかったので。


9:23   5合目出発。 休憩時間10分。

9:29   標高900m。 鹿打林道分岐通過。
   

9:39  標高975m。 6合目通過。

9:44  標高1000m(1019m)  標高点通過。
1019mの看板有り。本小屋3.7km,大東岳1.6kmの道標有り。ここで高度計を1,020mに修正。
 


9:58 標高1090m 7合目到着。 地形図確認
ここの標高を1120mの測点と勘違いしました。その手前のなだらかなピークのようです。

10:00  標高1,090m。 7合目出発。  休憩時間2分。

10:02 標高1,090m コブシ平通過。
7合目から50m進んだところに本小屋4.3km,大東岳1.1kmの道標ありました。
こぶし平の朽ちた道標がありました。ブナ林で雰囲気の良いところです。左右は緩やかに落ちています。
 

10:07  標高1,120m  水場の道標通過。
東清水0.1km,本小屋4.3km,大東岳1.0kmの鉄板の道標有り。
ここの水場は夏場以後に涸れることが多いとガイド本に書いてありました。
   

10:17 標高1,175m 8合目 休憩。
この場所は春に雪田ができそうな窪地になっています。
 

10:27 出発。 休憩時間10分。
これからいよいよ「鼻こすり」の急登です。

10:39 標高1,250m 鼻こすり通過中。
ここに「鼻こすり」の道標あります。ロープの連続です。
 

10:41 標高1,260m 9合目通過。

10:45 標高1,295m 鼻こすり終わり。
雪の名残がありました。以前に降ったものでしょうか。
ここから山頂まで所々に雪がみられました。
 

いよいよ緩やかになりました。山頂はもうすぐです。もう大きい木はありません。

11:00 標高1,365.8m 大東岳山頂到着。 休憩。
権現様峠1.8km,本小屋5.3km,樋の沢2.4km,裏コース本小屋8.6kmの道標有り。
   



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