宮城県 不忘山→南屏風岳

登山ルート;石スキー場駐車場→無料休憩所→沢コース→水引入道→南屏風岳→不忘山→白石山小屋跡→白石スキー場駐車場

標高;水引入道1,656m  南屏風岳1,810m  不忘山1,705.3m

会津三岩岳を6月29日(日)の山開きに合わせて登ることにしていたが,当日はあいにくの雨となることが分かり中止した。その結果,3週間ぶりの登山になったために,脚力の低下が心配だった。

歩いてみると思いのほか距離が長く,沢渡渉後に続く急登で心臓バクバクと太ももの負担が辛かった。屏風岳への急登では私の右足太ももが攣ってしまった。すぐにストックを使用して負担を軽くしたため,なんとか治まって事なきを得た。足が攣った経験は初めてなのでかなり焦った。
沢渡渉後の急登は過去に歩いた急登で,道鏡泣尾根とか鼻こすり坂,馬返し等々を歩いたが,この急登が圧倒的に堪えた。体力低下もあるだろうが急登が長かった。

不忘山山頂手前から雨粒が感じられ,不忘の碑で猛烈に強い雨になった。その後降ったり止んだりだったが,途中で雷も鳴り出し少し恐かった。

南屏風岳から駐車場までの下山は,比較的楽に下りてきたが,終始雨が降っていて,ストックを使用しても足元がかなり滑った。そのために下山時間が今までで一番かかったので,楽に感じられたのかも知れない。
屏風岳の尾根に出た時に,60人のツアー者がいたが,遅れた人達は置いていってしまっていた。屏風岳と南屏風岳の鞍部でツアー参加のご夫婦の奥さんが,太ももが攣って動けなくなっていた。リーダーが戻ってきて対応していたようだが,他の二組の夫婦がかなり遅れていた。
駐車場手前の車止めしてある舗装道路を登っていくと,スキーゲレンデに出ます。
  水引入道沢コースへは,舗装道路正面に見えるゲレンデリフト右側の林沿いに,砂利の作業道があるのでそこを登っていきます。

7:35  
 標高905m      無料休憩所出発
トイレを済ませていよいよ出発です。

リフト右側の林沿いに砂利作業道があります。

リフトが終わっても作業道が続くのでまだ登っていくと,右側に別のゲレンデリフト終点が見えてきます。
写真の砂利道右奥に土が見えているところを通って,ゲレンデを登っていくと,間もなく水引入道コースの大きな看板が設置されています。

7:55    標高980m  水引コース分岐通過
   
    第2リフトゲレンデの三分の一ほど登ると看板がありました。

7:57   虫除けスプレーして出発
登山道にはいると道は踏み跡がしっかりしています。周辺はブナの若木とシラカバ系の巨木があります。


8:10 標高1040m付近   右に谷を見ながらトラバース
いつの間にかトラバース気味に歩いています。この後しばらくトラバースが続きました。


一度沢に向かって下降しました。ここが沢渡渉かと思い写真に撮りましたが,違っていました。


8:35  標高1,055m 沢沿いに歩行中
ここには屏風岳3.5kmの朽ちた道標あり。
ここから一時沢を巻くように急登になります。
ここで休憩を取ろうか考えましたが,沢渡渉まで行くことにしました。後で考えるとこの判断が疲労の原因になりました。(多分)

9:10   標高1,220m付近。  下降開始

9:29  標高1,210m付近 沢鞍部通過中
屏風岳1.9kmの道標あり。

9:30   1,230付近。 休憩
間もなく沢渡渉かと思っていたが,また急登が始まったので,取りあえず一回休憩を取ります。
約2時間も休憩を取らず歩いてしまいました。さすがに疲れました。1時間歩いたところで休憩を取らなかったのは不味かったです。この後疲労困憊に陥りました。
ここまでにシロハナクモナニガナ,クモマニガタ,ギンリョウソウ,ミヤマカラマツ,コケイラン,マイヅルソウ果実ありました。

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