新潟県 巻機山(御機山〜割引岳〜牛が岳) 井戸尾根コース |
8月は低山では暑いのでどこに行こうか悩みました。一昨年(平成18年)のこの時期は越後駒ヶ岳へ小屋泊まりをしました。昨年は南門内岳から焼石岳に行きましたが,あまりの暑さに南門内川源頭で目眩を感じました。軽い熱中症になったようです。標高が低かったのが影響したと思います。 以前から巻機山には一度登ってみたかったのですが,一日で3峰をやるのはきついだろうと思い躊躇していました。小屋泊まりでなら出来るかもしれないと思い,今回挑戦してみることにし,検討してみたところ,以前登った北海道のニペソツ山,群馬の袈裟丸山から後袈裟丸山(寝釈迦コース)とほぼ同じ体力度であることが分かりました。 これなら朝早く出発すれば何とか日帰り登山が出来るとの結論になり,今回挑戦してみることにしました。 1時間登って10分間休憩のペースをしっかり守り,何とか3峰を登り登山口に帰ってくることが出来ました。 久しぶりに達成感を味わった山行でした。登山道はガレと木道と丸太階段の連続で,歩きにくかったのですが,五合目,七合目が我々の歩行で調度1時間のところにあったので,リズム良く進むことが出来ました。また,割引岳,牛が岳も要所の休憩になり助かりました。 山行途中にあまり花がなかったのですが,ハクサンコザクラとモウセンゴケの花を見ることが出来たので,まずまず満足して帰ってきました。 登山あとは小出町隣の旧湯之谷村にある「ゆ〜パーク薬師」で入浴後,旧湯之谷村にある道の駅「ゆのたに」で車中泊し,次の日にゆっくり帰ってきました。 夕食はネットで評価の高い行列店のラーメン「味平」で食べたのですが,我々の口にはまったく合いませんでした。前泊では「丸川屋」で食べたのです,がこちらも口にまったく合いませんでした。 翌日(11日)はコンビニで朝食を購入し,お湯を沸かしてコーヒーを飲むために, 「湯之谷交流センター 日帰り温泉 ユピオの公園駐車場」まで行って朝食をしました。 住所;〒946-0088 新潟県魚沼市大湯温泉182-1 TEL:025-795-2003 (新潟県営奥只見レクリエーション都市公園内) 大湯温泉まで行ったので,帰りは奥只見シルバーラインから檜枝岐村のコースで帰ってみることにしました。 奥只見シルバーラインはほとんどトンネルの中の走行でした。トンネルの中で右折して銀山平,檜枝岐方向に進むと,奥只見の銀山平にでます トンネルの中に標識があり,直進が奥只見ダム,右折が銀山平,檜枝岐村となっています。カーナビの方向線では奥只見ダム方向に檜枝岐村を差していますが,カーナビの走るラインは右折になっています。少し迷いましたが銀山平方面に右折しました。結局これが正解で,もし,奥只見ダムに進んでいたら,かなり先まで走った後に,Uターンして戻る羽目になるところでした。 銀山平からは奥只見湖沿いに曲がりくねった道が続き,ずいぶんと時間が掛かってしまいました。奥只見湖を半分ほど回り込んで離れていくと,やがて尾瀬登山の御池に着きました。 昼が過ぎたので,檜枝岐の蕎麦屋「開山」で裁ち蕎麦のもり蕎麦を食べました。不味くなかったです。他に「はっと餅」を美味しくいただきました。 途中何度も休憩をとりながらやっとの思いで帰宅しました。疲れました。 |
5:10 標高740m 桜坂駐車場登山口出発 起床から出発まで,今日も2時間かかってしまいました。「どこかで30分短縮することが考えねば。」 登山口から50m程進むと割引岳(わりめきだけ)へ直登するヌクビ沢との分岐を通過します。ここは右コースの井戸尾根コースへ進みます。分岐道標があります。 ピンボケ写真です(^ ^; この分岐から少し進んだら,男性二人組(関西系)から「登山道はここで良いか」と聞かれたので,「自分たちも初めてなのでよく分からない。たぶんここで良いと思う」と答えました。正直このような質問は困ります。自信を持って進んでいますが,万が一間違えていたら責任もてないので。 6:13 標高1,100m 五合目到着。 休憩。 ちょうど1時間で着きました。 ここは少し開けた場所になっています。ここからは巻機山はまだ見えません。 石がゴロゴロしていて坐る場所には困らないところです。20人前後は休憩できます。 なんか左踵が痛いです。キネシオテープを三重に貼っているのにずいぶん痛みがあります。 6:24 五合目出発。 休憩時間11分。 雲が切れてきました。山の陰からちょうどお日様が出てきました。 日の出です。 当たり前ですが,山の日の出は遅いです。風も全然ありません。暑くなりそうです。早め出発で正解でした。 五合目を出発したらすぐに左側がブナの若林です。すごく綺麗なブナ林です。 7:00 標高1,330m 六合目到着。 ここは「六合目展望地」の道標がありました。ここでヌクビ沢と割引岳の写真を撮りました。 急峻な登山コースです。我々にはとても登れそうにないルートです。 7:02 出発。 写真撮影で2分ロス。 7:37 標高1,535m 七合目到着。 休憩。 ここはガレの広場になっています。かなり広くて50人は楽に休憩できそうです。 ブドウ,パイン,もち1個を食べました。 7:50 出発。 休憩時間12分。 ここまでにツルリンドウ,七合目付近にノギラン,キンコウカ,イソツツジがありました。 8:20 標高1,715m 八合目通過。 この辺の登山道は階段状に整備されています。休憩場所にも困らないところです。 ここからニセ巻機山が見えます。やっと見えてきたとの思いです。 ここにはイワショウブがありました。写真を撮っていたらご夫婦の方から「何の花ですか」と聞かれ,「たぶんチシマゼキショウと思います。自信がないんですが」と答えました。チシマゼキショウに思えたのですが,イワショウブでした。「たぶん,思います,自信がない」って付け加えておいて良かったです。(^_^; イワショウブはこの先至る所にありました。 ここで写真を撮って5分ロス。 8:43 標高1,810m ニセ巻機山(九合目)到着。通過。 道標がありました。 ここで写真を撮って避難小屋のある鞍部に向かって出発です。 8:45 出発。 写真撮影で2分ロス。 避難小屋に向かって木道を下降です。ちょっと滑るので緊張しました。 遠方は割引岳です。 ニセ巻機山から下る途中での展望です。 8:55 標高1,750m 巻機山避難小屋到着 休憩。 室内は綺麗です。止まってみたい雰囲気の小屋です。 トイレも綺麗ですがトイレットペーパーがありませんので持ってくる必要があります。トイレが2室しかないので,結構待たされました。 トイレを待っている間に踵を見てみました。キネシオテープ3枚はしっかり貼られていますが,すごい痛みがあります。はがしてみると,踵の皮が1p×3pの長方形にベロリと剥けて無くなっていました。ひどい状態です。どうやら,キネシオテープを貼ったときに,踵を最大限に曲げ伸ばした状態で貼らなかったために,歩きで踵を曲げ伸ばしたときに,キネシオテープの接着力が強すぎて,皮が引っ張られて剥けてしまったようです。今度は踵をしっかり伸ばした状態で,キネシオテープを3層に貼ってみました。ところが皮が剥けてしまっているので,上からさすると痛みがあります。幸いキネシオテープをたくさん持っていったので,5層に貼ってみたところ痛みが感じなくなり登山を続け,その後は無事下山することが出来ました。 オヤマリンドウ,タテヤマリンドウ,イワイチョウ,ニッコウキスゲがありました。 9:15 避難小屋出発 休憩時間20分。 9:35 標高1,960m 御機屋(御機屋)到着。 通過。 ここには「巻機山山頂」の道標があります。巻機山最高点へは右に進みます。 我々は割引岳(わりめきだけ)に行くために左方向に進みます。右写真が三角山が割引岳です。 すぐに木道の下りになります。急傾斜に木道が設置されているので,かなり慎重に下りないと滑ります。 9:40 標高1,845m 御機屋から少し下ったところで休憩。 私があまりに腹が減って急遽休憩です。 9:53 標高1,845mから出発 休憩時間13分。 トラバースしながら割引岳(わりめきだけ)に進みます。トラバースが終わると割引岳が眼前に見えてきます。 ハクサンコザクラ,タテヤマリンドウ,イワカガミ,オトギリソウありました。オトギリソウは下の方でも見かけました。 10:26 標高1,930.9m 割引岳山頂到着。休憩。 途中花撮影で5分ロス。ハクサンコザクラとタテヤマリンドウが群生していました。 |
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