新潟県 苗場山

苗場山(かぐら・みつまたスキー場駐車場〜和田小屋〜神楽ヶ峰〜苗場山〜往復)

標高2,29.6m

7月17日〜19日の連休はどこに行こうかと,パートナーと話をしていたところ,パートナーから苗場山に行きたいとの提案があった。自宅からかなり遠いので迷ったが,いろいろ調べてみたら花の百名山らしいので,思い切って行くことにした。

平成16年7月17日(土)

13:00頃  自宅出発。
自宅から前橋市まで一般道を進み,前橋インターから高速を利用して,谷川パーキングエリアで前日車中泊をした。

18:30頃 谷川パーキングエリアに到着。
もつ煮定食を夕食に食べて,売店で翌朝の食事代わりにパンを購入した。(この売店にはほとんど行動食になるような物がない。)また,谷川岳の湧き水をペットボトルに入れ,準備を整えた。この湧き水は飲んでみると結構美味しいと思ったが,苗場山登山中の雷清水の水よりはかなり落ちる。

この後,トイレに行きたくて寝る前にすました。

20:00頃   車中で睡眠。
この後が大変だった。21時頃突然お腹が痛みだし,トイレに行ったら軟便状態だった。
この後,22時頃,23時頃にもお腹が痛みトイレに行って用をたした。
その後もお腹が痛んでいたが,何とか治まった。

平成16年7月18日(日)

03:30  起床。
今回は目覚まし時計の代わりに,携帯電話のアラーム機能を使った。
心配だったが時間どおりにアラームが鳴りすぐに目覚めることができた。
「便利なものだなぁ。」とつくづく思った。

04:00頃  すぐに洗顔,歯磨きをして出発。
朝食は車を走らせながら昨日購入した菓子パンを食べたがあまり美味しくない。

谷川岳のトンネルを抜けるとすぐに湯沢インターだ。

ここで降りて一般道を進む。コンビニがなさそうで一瞬心配になったらまもなくセブンイレブンがあり「ほっ」とした。ここで行動食を購入した。

インターから登山口までの間でコンビニはここだけだ。

5:00頃   登山口駐車場到着。
寝不足で体調不良だ。登山口に着いてから15分ほど仮眠を取ってしまった。
登山口にはすでに乗用車数台と大型バス1台が着いて準備をしていた。
仮眠からさめて当たりを見たら,みんなすでに出発している。

出発前にまたまたトイレに行って時間を取ってしまい,パートナーにひんしゅくを買った。

実はこの駐車場付近にはトイレが設置されていないが,現在トイレの工事中なので工事現場用の仮設トイレがあり,それを使わせてもらった。助かりました。

 

5:50    標高1,220m  登山口駐車場出発
前日からお腹の調子が悪かった。夜中に何度か起きて出発間際までおかしい。駐車場について15分も仮眠を取ってしまった。
5時30分出発予定が20分も遅れてしまった。

駐車場には5〜6台の乗用車と名古屋ナンバーの大型バスがいて,登山者は既に出発している。

50〜60mも進むとスキーリフトの下を歩く道になる。

山の方は重たい雲が垂れ下がっていて,今日も展望が期待できません。このところ山頂展望のない登山が多いなぁ。

リフト下の管理用道路を歩いています。

この辺にはヤマブキショウマ(群生),ヨツバヒヨドリ(少し)が咲いていました。

鳥はカッコウ,ホウジロがさえずっています。

 

6:11   標高1,375m  和田小屋通過。
ここからスキー場ゲレンデに入り,ゲレンデを右に横断していよいよ登山道に入っていきます。

「ここの風景はいいなぁ。3本の大きな白樺の木があります。」ここで写真を撮りました。

ここではメボソムシクイがさえずっています。

6:30   標高1,450付近m
登山道は小沢状態です。
この辺はゴロタ石の登山道です。数日間の雨で登山道は水が流れていて,小沢状態です。
でも,石の上を歩くと足首までつかるような心配はないです。

6:44   標高1,510m  六合目通過。   
下の芝30分。和田小屋20分の道標があります。

6:53    標高1,560m付近  休憩。
相変わらず水の流れる登山道を歩いています。1時間歩いてきて,ここは風が通るので休憩しました。

7:02    出発。    休憩時間9分。
休憩後少し歩いたらイワオトギリ,キンコウカ,ゴゼンタチバナがありました。

7:18    標高1,680m 下の芝通過。
(ここまでの歩行時間1時間19分)
この辺は少し開けた湿地になっていて,休憩用に木を敷き詰めてスペースを取っています。数組の登山者が休憩していました。

自分たちが休憩したところからほんの少し先でした。皆さん事前情報をよく知っているんですね。

周辺にミツガシワ(群生)が咲いていました。「あっ,ワタスゲもある。でも雨に濡れてワタボックリ状態だ。」

7:44    標高1,815m  スキー場リフト終点通過。
ここから先はいよいよガスの中を進みます。登山道は相変わらずゴロタ石の小沢状態のところを登っています。

7:51    標高1,850m 中の芝到着。
(ここまでの歩行時間49分) 休憩。

ここにも木製の休憩場所が設置されています。第一回目休憩から少し早いけどここで休憩を取ることにしました。

この辺は森林限界に近いのか大きな木がありません。

周辺はガスでほとんど見えません。

8:02   中の芝出発。 休憩時間11分。
団体登山者の一部の人達がいて,騒がしい。何であんなに騒がしいんだ。

「おう。ニッコウキスゲですぅ。」 出発してすぐにニッコウキスゲがありました。

ワタスゲがありますが,雨に濡れて相変わらずワタボックリ状態です。

820    標高1,990m   小松原の分岐通過。
ここには上の芝,小松原湿原の道標有り。

ウラジロヨウラク,ツマトリソウ,イワカガミがありました。

8:38   標高2,029m  神楽峰通過。
神楽ヶ峰の山頂標識があります。一見すると神楽峰の分岐のようになって,右に行くと神楽ヶ峰のように見えます。下りで気がついたのですが,実は3mほども登ると山頂でした。

ここにはオニアザミ,タテヤマウツボグサがありました。

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