栃木県 大真名子山→小真名子山

登山ルート;大真名子山→小真名子山(志津峠登山口→大真名子山→小真名子山→往復)1

標高;;大真名子山2,375.4m  小真名子山2,322.9m

3連休を利用して以前から登ってみたかった女峰山や大真名子山に行くことにした。
当初計画では一日目に女峰山,二日目に大真名子山に登るつもりでいた。
車中泊をして女峰山登山口まで行ったら,工事現場の作業員が到着し,女峰山は先日の台風で,土石流が発生しているので,登山道を通れるか不明と教えてくれた。
急遽予定を変更して,一日目に大真名子山を登り,二日目はどうするか後で考えることにして出発した。志津峠から小真名子山まで往復をしたら,かなりの急登の連続で体力を消耗し,とても次の日は登れる状態でなくなったので,その日の夜は日光市内に車内泊し,二日目を日光東照宮見物に当てることにした。
二日目の夜は車内泊する場所に苦慮し,交番の空き地に1泊させてくれと警察官にお願いしたが,当然のごとく断られた。いろいろ探し回ったが,結局はコンビニの駐車スペースで車内泊することにした。咎められるかなと心配したが,何も言われなかった。きっと怒っていただろうなぁ。車内は夜暑くて寝苦しかった。クーラー用に持っていったアイスノンを首筋や脇の下に当てて寝られた。
平成19年9月14日(金)
5:10 起床。

4時起床のつもりで,携帯のアラームをセットしていたのに,鳴らなかった。
なんで?  後で考えてみたら携帯をマナーモードにセットしていたんだった。ガックリ。
モンベルのスリーシーズンシュラフで寝たら,寒くも暑くもなくちょうど良い感じで寝られた。
朝起きて車の外に出てみたら,大型トラックが数台と乗用車が数台止まっている。夜中のうちに来て駐車したようだ。乗用車の人は釣りが目的の人もいるようだった。

起きてから二人でα米のエビピラフを食べた。
前回は水の量を多めにしたら,メッコ飯のようになったので,水量をラインにきちんと合わせてみたら,そこそこ食べられるようにできた。

食事後に志津峠に向かい出発した。志津峠まで迷わずに行けるか心配したが,ズーと舗装道路だった。
志津峠から先は工事用林道になっていて,乗用車の底が使えるところが何カ所もあり,おまけに左右から植物が枝を張り出しているので,車がこすってしまった。やっとの思いで林道ゲートに着いて登山仕度をしていたら,現場に到着した作業員に女峰山は土石流が発生し,登山道を通れるか不明と言われ,やむなく女峰山登山をあきらめて,大真名子山に登ることにして志津峠まで戻った。

7:50 標高1,790m  志津峠登山口出発

   
  左画像は駐車スペースです。 右画像は登山口方向です。右画像右奥の車が止まっている所から女峰山の登山口に向かいます。

道はしっかり付いています。周囲は下笹と松林の中を進んでいきます。
   
登山口から登山道を見ています。        登山口から20分程度で大きな石碑があります。


途中かなり荒れた雰囲気の林があり,登山道の踏み跡が全く分かりません。違う道に引き込まれましたが,何とか登山道に出ることができました。ビニル紐や紅白の表示板が付いているのを見落としました。この辺は表示板などが無いと道が分かりません。
登山道全域がこんな荒れた雰囲気です。

8:45 標高2,070m  急登途中で休憩。
ここまでひたすら急登で,休憩に適した場所は何にもない。ひたすら急登です。
途中の登山道周辺は,倒木などが多い荒れた雰囲気で,踏み跡が全く分からないところもありました。木に付けられた赤や白のビニルひもと,紅白の四角いマークが頼りでした。

9:00 出発  休憩時間15分。
歩き始めて55分経ち,休憩目標の1時間歩くまで後5分だったが,速めに休憩を取りました。休憩後に出発したら10m程登ったところに広場があり,休憩に適した場所でした。10人は休憩できます。
「後1分歩けば良かった。」
大真名子山山頂までの唯一の広場でした。この場所が調度中間点のような感じです。

休憩から出発しようとしたら,雨がサーッという音を立てて降ってきました。パートナーがザックにカバーを掛けています。
「この雨は止むかな?。判断がむずかし?」
9:20 標高2,170m 通過。
初めての鎖場が出てきて,そこを過ぎたら数人が休憩できる広場になっています。ここは少し開けていて,風も良く通って気持ちがいいところです。
  ここから日光白根山が展望できました。

雨が降り出して心配しましたが,以外と続かず今は薄日が射している感じです。
小さな鎖場がありました。
鎖場が過ぎたら少し緩やかになって登りやすい感じです。
 この鎖場は全く問題ないのですが,山頂直下の鎖場はちょっと大変でした。

「頂上までこんな感じかな」と思ったのは,全くの甘い考えでした。
また,急登が始まりました。本格的な急登で今まで以上の急登でした。

9:45頃 鎖場とハシゴを通過。
かなり登りづらい鎖とハシゴがあります。我々は苦労しながら登り切りました。体が小さいと苦労します。

10:00 標高2,375.4m。  大真名子山山頂到着
「かなり 足が 弱った。辛かった!」

 大真名子山山頂です。

山頂からは近くには男体山,日光白根山,太郎山が見えます。太郎山越しの遠くには燧ヶ岳が見えます。少し右には会津駒ヶ岳が見えます。
   
 太郎山です。左奥に一段と高い山が燧が岳です。      会津駒ヶ岳です。

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