北海道 夕張岳山行記録(2010年7月17日(土)

登山ルート;左股沢橋手前駐車場→冷水コース→望岳台→吹き通し→夕張岳山頂→往復

標高; 2,065m

以前からパートナーが登ってみたいと願っていた三岩岳に行ってきた。私は11年前に福島市の登山店「ビッグフット」のツアーで登っている。
今回は金曜日の午後から休暇を取り,いつもの通り前日に車中泊である。
仙台宿舎を立って,パートナーの友人にサクランボをお裾分けするため,郡山に寄ってから小豆温泉に向かった。
夕食は正月屋で早めにすまし,高速道路を利用して会津若松まで行った。
会津若松インターを降りてカーナビ記載の「サティ」に寄って行動食を購入したが,6月末で閉店するそうで,店内も寂れた様相を呈していた。食べるものもあまりなく,適当に見繕って購入。

宿泊場所は檜枝岐スキー場のトイレがきれいと,サイトで紹介があったが見つけられず,会津駒ヶ岳登山口駐車場に寄るもトイレがない。会津駒ヶ岳登山者用のトイレに寄るも駐車スペースがない。
道路に「ミニ尾瀬3km」の立て看板があったので,そこにはトイレがあることを知っていたので,今夜の宿泊場所はミニ尾瀬の駐車場に決定し向かうことにした。小豆温泉から約10kmある。
現地に着くと既に数台の乗用車とキャンピングカーが宿泊していた。
トイレを確認したあと車を止めて就寝した。

三岩岳には花は余りなかったが,ショウキランが一箇所,ハクサンコザクラが群生していたので,花的には満足した。また,山も自然がいっぱいで楽しい山歩きが出来た。
経塚山では下山時に膝が疲労してやや辛かったが,今回はそのようなこともなく,降りてくることが出来た。だいぶん足が強くなってきている実感があった。
14:30  仙台宿舎出発。
ほぼ予定通りの時間に出発することが出来た。仙台宮城インターから高速道に入り,直接会津若松インターまで行く計画を立てていたが,パートナーから郡山の友人に会って,サクランボを渡したいとの希望があったので,郡山インターで降りてサクランボを渡した。

16:50  パートナー友人宅マンションを出発。
郡山市内の正月屋にラーメンを食べに向かった。

17:40頃 正月屋出発。

会津若松市内のサティに寄ったら,6月30日で店じまいする為,食品などもほとんど無かった。それでも翌日の朝食を何とか確保し,行動食も必要なものをそろえることが出来た。

途中で幾つかのコンビニによって,行動食のおにぎりやパンを調達したので,時間がどんどん過ぎていった。

田島道の駅で洗顔,歯磨きの予定だったが,道の駅を見つけることが出来なかった。

檜枝岐スキー場の駐車場は見つけられず。駒ヶ岳登山口駐車場にはトイレ無し,トイレそばには仮眠する駐車スペース無しで悩んでいたら,ミニ尾瀬公園3kmの看板があったので,ミニ尾瀬公園まで行くことにした。以前にミニ尾瀬公園に寄ったことがあり,トイレと大駐車場があることを思い出した。


21:00頃   ミニ尾瀬公園到着。
駐車場には数台の自家用車と1台のキャンピングカーが既に泊まっていました。
携帯のアラームを4:30にセットして就寝。


平成21年6月27日(土)
4:30  携帯アラームで起床。
虫が意外にうるさくなかったので,外に椅子を置いて朝食を食べました。山行中のカップ味噌汁,コーヒー用にお湯を沸かしました。前日に湧かしてポットに詰めてあったことと風が全然無かったのですぐに湧いてくれました。

食事を済ませてミニ尾瀬公園を小豆温泉に向かって出発。

5:45   小豆温泉登山口駐車場到着。
明日が三岩岳の山開きなので,幟をいくつも立ててありました。


6:05    標高800m   小豆温泉登山口駐車場出発
シェルター沿いに駐車場を北に(奥に)進みます。ここからが登山口です。
周辺撮影で4分ロス。
 

登山口から20分ほど進むとショウキランが登山道脇に咲いていました。取りあえず写真撮影しました。暗いのでブレ写真もありました。帰りにまた撮るつもりで出発です。
花撮影で3分ロス。

6:40   標高920m   黒檜沢出合通過。 
ここには小さな砂防ダムがありその上を渡っていきます。


6:50 標高 m オオルリ出現
沢沿いの登山道にオオルリ♂が出て囀っています。目の前です。♀もいました。
ビデオに撮ってみたがなかなかピントが合いません。デジカメみたいにピンポイントのAFがあるといいなぁと思いました。


7:00  標高1005m 登山口から55分。  休憩。
周辺にはギンリョウソウが群生しています。この辺はブナの群生地で少し開けています。休憩場所に適地です。

7:10  出発。  休憩時間10分。

出発して程なくガクウラジロヨウラク,ギンランありました。キンランを山で見てみたいとパートナーが言っていました。同感です。

7:40  標高1,220m  ブナ巨木林通過中。
ここで写真を撮りました。凄く大きいです。

マイヅルソウ群生です。
登山道の一部開けたところから,これから登る三岩岳山頂が見られました。



7:50   標高1,230m  小沢通過。
ここにヤマトユキザサ(オオバユキザサ)がありました。

8:04 標高1,270m  三つ目の沢通過。
ず〜っとトラバース気味に進んできました。やや緊張しながら歩いてきました。危険と言うほどではありません。
この辺に水場に最適な沢があります。少し奥まったところに極々小さな滝状を形成しています。写真を撮るのを忘れました。


8:13   標高1,270m  四つ目の沢通過。
いっぱい沢を通過します。

8:20   標高1,295m。  分岐到着。  休憩。
ここは旧道との分岐です。
 
下のコースタイム距離はパートナー撮影。


8:30   分岐出発。  休憩時間10分。

9:15  標高1,570m   小休止場所で山展望。
「会津駒ヶ岳だろうか。」って,帰宅後カシミールで確認したら全然違っていました。
この辺りから樹木が低くなり日差しがガンガン差してきます。
この辺に
イワカガミがありました。白とピンクかかっています。

9:27   標高1,675m    休憩。
ここはやや緩くなっています。

9:39  出発。  休憩時間12分。
「暑い!」
ミツバオウレンありました。群生地です。イワウチワもありました。コミヤマカタバミもありました。

9:50 標高1,720m付近。 カバイロタケ?撮影。

フウセンタケの仲間かもしれません。もう5年以上キノコから離れているので,ほとんど忘れてしまいました。
少し歩いたところにサンカヨウがあり,写真を撮っていたら,パートナーが水を落としたことに気がつきました。少し戻って探してみましたがありませんでした。先程の休憩場所付近で落としたのかもしれません。


10:03  出発。  休憩時間13分。

10:12  標高1,780m。 
ヒロハユキザサありました。

避難小屋手前の木道と雪渓です。パートナーが木道から雪渓に乗るところで,思い切り転びました。おしりが泥だらけになりました。


10:25  標高1,820m。  避難小屋到着。  休憩。
 
小屋の中は2階建てになっています。10人前後泊まれそうですが,トイレがありません。屋外にもありません。ログハウスでいい雰囲気の小屋です。
11年前の秋に来たときにはストーブが置いてありました。
 
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