秋田県 秋田駒ヶ岳

(国見温泉駐車場〜国見温泉登山口〜横長根〜大焼砂〜横岳〜男岳・火口原分岐〜火口原〜大焼砂・国見分岐〜横長根〜国見温泉登山口〜国見温泉駐車場)

 9:58 横長根分岐出発。休憩13分

標高1,220m。横長根の途中でウメバチソウがいっぱい咲いていた。ここの花は今まで見たのよりずいぶん大きい。

ウメバチソウの花。

横長根はその名の通り横に長い尾根でほとんど勾配のない斜面に感じる。実際は緩やかに下った後,登っていく。気を付けていないとほとんど水平に感じるくらいだ。登山道には砂が引き詰められているところがあった。登山道整備のためのようだった。歩きやすくて良いが,なにか不自然な感じがする。

国見から横長根のあいだも,丸太で階段をつくりその間に土を入れて良く整備され歩きやすかった。でも,なにか違うような気がする。まるで,里山のハイキングをしているような。

 

標高1,255m付近。横長根が終わる頃駒ヶ岳の全貌が見えてきた。

駒ヶ岳全景
この先の大焼砂付近からの壮大な風景は,
北海道の山の雰囲気を感じさせるものがあった。

 標高1,300mピークで360の見晴らしがきくところにでた。山頂からも展望が良いかもしれないが,近くに和賀・朝日山塊,その奥に焼石岳,左遠方には早池峰山?,右遠方に鳥海山が見えているので,視界がきくうちにと写真を撮っておくことにした。

ほぼ真南に見える和賀岳と朝日岳の山塊
左の奥にかすかに焼石岳が見えた。

和賀山塊から左(南東)方向遥か遠方に早池峰山が見えた。
右隣に薬師岳が見えるはずが,見えないのでいまいち自身がない。雲の中かも。

和賀・朝日山塊から右(南西)方向に見える鳥海山。

この後しばらく草原を進むとトリカブトの群生地にでた。すごい群生で圧倒される思いだった。他にはマイヅルソウの果実やサラシナショウマも見られた。

自信がないのだがハクサントリカブトだろうか。

マイヅルソウの果実

サラシナショウマ
先端が丸いので少し自信がない。
ひとつの花を良く見るとサラシナショウマかなと思う。

 

10:53 火口原と横岳の分岐を通過。ここまで来るといよいよ大焼砂だ。

11:01 標高1,395m大焼砂頂上付近で休憩。大焼砂は砂利状で歩きにくい。登山道は5m幅くらいで両側にロープが張ってあり,その外側にコマクサがいっぱいあった。

ここからの男岳,女岳,横岳(おだけ,めだけ,よこだけ)の迫力ある眺めは最高だった。

左の細い道に入ると小岳下の火口原に行く。
正面に見えているのが大焼砂。写真には写っていないが,右側に横岳まで1.2kmの標識あり。

大焼砂頂上付近から横岳方向を眺める。

左の写真は大焼砂から火口原一帯を展望したもの。赤い点線が男岳から火口原へのルート。

某ポスターを見ると,秋の紅葉がすばらしくきれいだった。赤とハイマツの緑のコントラストが最高だった。紅葉の時期がねらい目かも。

 

  

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