福島県 磐梯山

登山ルート;川上温泉登山口〜火口原〜櫛ヶ峰分岐〜弘法小屋〜磐梯山山頂〜往復

標高1,819m

今年中にこのコースで磐梯山に登ってみたいと思っていた。歩行距離が長いとのことなので,なかなか踏ん切りがつかなかったが,歩いてみるとさほど長くは感じなかった。
ただ,登山口から火口原に出るまでの間は,ヤブ蚊が多くて大変だった。行きと帰りで7〜8個所刺された。この間の登り歩行時間が1時間30分かかったが,途中で休憩が出来ないほどのヤブ蚊だった。ちょっと立ち止まってもウヮッと集ってきた。
ハッカオイルや虫除けスプレーをたっぷり掛けても寄ってきた。

登山口です。


分岐の道標です。

シロオニタケ(きのこ)です

アキノキリンソウ

エゾシオガマ

イチゴ(何イチゴかな?)

シラタマノキです。
07:18 標高730m 川上温泉武藤屋登山口出発
 入り口は草が多いようでしたが,登山道は刈り払いされていて,明瞭でした。
出発して間もなく右に太い登り林道がある。左には細い道が付いていて,その先に小川が流れている。
迷った。迷った。結局,右の太い林道を登っていった。しばらく登っていくとなんと,行き止まりだ。温泉の管理用道路だった。
また,登山口近くまで戻ってきた。

7:40 気を取り直して再度出発
ヤブ蚊が多いです。植物の種がズボンや手袋にいっぱいついてます。

8:14 標高850m 川上温泉宇奈月旅館登山口の分岐通過
       
クサギが実をつけていました。 シロオニタケ(きのこ)もありました。

相変わらずヤブ蚊が多い。ちょっとでも立ち止まると刺さってくる。
手袋の上,ズボンの上からも刺されて痛い。痛い。










アキノキリンソウ,エゾシオガマ,イチゴが有りました。

9:07 標高1,110m付近  休憩。
手前のやや急登をジグザグに登り切り,少し下ると休憩によい場所がありました。

相変わらずヤブ蚊が多くて,ハッカオイルを吹き付けたら少しは効果がありました。でも,刺されます。



この辺にはシラタマノキが群生しています。


川の跡です。深さ1mくらいあります。
登山道はこの向こうに続いています。


砂状の火口原です。
水の流れた跡地になっています。


銅沼分岐付近の火口原です。
砂礫状で河床そのものです。
9:17   出発 休憩時間10分。
出発してまもなく,シラタマノキの大群落地でした。
登山道の両側50m,登山道方向300m位はシラタマノキで,埋め尽くされています。白い実がいっぱい付いています。

休憩場所から少し進むと,突然川の流れの跡みたいな所に出ます。
方角が分かりません。よく見ると深さ1m位の流れの跡地の向こうに,赤マークがありました。 砂地みたいなところが深さ1m程有ります。
この辺は広場のようになっていて,どちらに進むか少し悩むところです。

火口原を歩いています。
この辺一帯は水の流れた跡地になっています。雨降りや急などしゃ降り時は危険だと思います。


9:40   標高1130m   銅沼(あかぬま)分岐通過。
この辺り一帯は砂礫地です。砂礫地全体が雨による川のような跡になっています。
雨降り時には歩けない状態になりそうです。
左写真のような状態です。ロープが地面付近に有ります。

ガスで見通しが悪いときも,方向が分からなくなるので危険だと思います。
ロープが張ってあってそのロープに沿って進みますが,ロープのないところがあり踏み分け道がありません。

白樺林です。ここから急登が始まります。
少し進むと白樺林になります。
白樺林を抜けるとジグザグ急登が始まります。


10:27  標高1455m  櫛ヶ峰分岐到着。 休憩。
道標があります。
櫛ヶ峰分岐に登る所はかなりの急登でした。
でも,階段と鉄棒をUの字に曲げた物が刺してあるので,比較的楽に登れます。
ここで,ブドウやミニトマトを食べました。
 後ろに写っているのが櫛ヶ峰です。登れるそうですが,見た目はすごく危険です。


10:43   出発 休憩時間16分。
ここから猪苗代スキー場分岐までは,やや風の強いところがありました。
一日を通して風が弱かったが,一部分だけ風が強い状態でした。
赤点線がこれから進む登山道です。
 



こんな虫もいました。キアゲハの幼虫(終齢,五齢幼虫)だそうです。 コウリンタンポポもありました。帰化植物だそうです。
コウリンタンポポです。
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