会津浅草岳山行記録

浅 草 岳 紅 葉


霧の中でフラッシュをたいて写真を撮ったら,
こんな幻想的な写真になりました。

行 程

入叶津登山口〜平岩山〜浅草岳〜田子倉登山口(只見沢登山口?)
(標高 1,586m,獲得標高1,126m,歩行距離11.0km)

山行日

平成9年10月11日(土)

天 候

小雨と雨の繰り返し

駐車場

田子倉登山口にものすごく大きな駐車場がある。(百台は駐車可)
入叶津登山口には20台くらい駐車できそうな広場がある。

トイレ

●田子倉の無料休憩所に有るかどうか不明。
●入叶津登山口付近の駐車スペースのところにはトイレはない。
●登山道には無い。

登山口

 

田子倉登山口
(只見沢登山口?)

 


入叶津登山口

●田子倉駅から400mほど小出方向に進むと,田子倉登山口がある。正式名は只見沢登山口というのかもしれない。

無料休憩所もある。中を見なかったので,どのようになっているか不明。

●只見町から向かい駐車スペースを過ぎたところに登山口の標識が有る。

登山道

田子倉から山頂


入叶津から山頂

 


山頂付近ルート図

●田子倉から山頂まではほとんど急登の連続だ。下山の場合には思ったより時間が掛かる。

●入叶津から山頂までは緩登で気持ちのいいハイキングコースの感じがした。

入叶津から登ってくると山頂手前で,只見沢下山口の標識がある。この標識に従って下山すると田子倉の登山口に着く。

山頂に着いてから真っすぐ登山道が続いているが,これは,前岳から五味沢方面への登山道のようだ。
うっかりすると,こちらに進んでしまいそうなので要注意である。

水場情報

入叶津登山口駐車場に沢水を引いてあるが,生飲用が可能かどうかは不明。

田子倉登山口は休憩所があり,その中或いは周辺にあるかどうか不明。

登山道では田子倉沢登山口から1時間ほど登ったところが大久保の沢の水場になっているが沢水を汲む。

避難小屋とその周辺には無いようだった。

小屋情報

無人小屋だ。

毛布と石油ストーブが用意されていた。毛布は湿っぽくて使えなかった。

休憩は詰めると20人くらいは入れる。宿泊は10人くらいだろうか。

山頂情報

雨とガスで周りが見えなかった。展望があるのかどうか全く分からなかった。

高  山  植  物

下山途中で紅葉真っ盛りだった。

 山 記 録

前日に会津蒲生岳を登り,車を田子倉登山口に置き,JR只見線で戻ってきた。只見駅から田子倉登山口まで車できっかり20分かかる。

只見町の民宿ふる里に宿泊。(入叶津登山口迄車で送ってくれた。周辺の民宿にいろいろ聞いたが,送ってくれるといったのはこの民宿だけだった。建物も新しく良かった。)

4時30分

起床。
 荷物を整え登山道具以外は民宿に預かってもらった。

5時35分

民宿ふる里を出発。
 民宿の車で入叶津登山口まで送ってもらった

5時55分

登山開始。
開始直後はしばらく樹林帯の中をオニグルミやアケビをとりながら進む。歩きながらアケビを堪能。美味しい。
登りはじめて間もなく雨模様となる。
アケビの下にあるキノコはマツタケモドキ(前日の蒲生岳で採取)
7時22分
山神の杉到着。
山神の杉の下で朝食をとる。山神の杉は太くて大きく,朝食中に雨があたらない。
7時45分
山神の杉出発。
出発して間もなくブナの大木の,手の届かないところにきのこが群生していた。形からヒラタケかツキヨタケだろう。ヒダしか見えないのでどちらとも言えないが,厚みがあり,しっかりしてるようなのでツキヨタケかもしれない。
9時06分
三方別れ到着。
10分休憩。カッパを着て汗をかいていたが,寒さのため汗が瞬く間に引いていく。
9時16分
三方別れ出発。
長い緩登歩きが続くが,腕時計タイプの高度計で高度を測ると,現在位置が把握できたので,なかなか便利なものだ。
最近はカシオでレディスタイプが発売された。従来のより小ぶりで値段も安いので買いやすい。
10時42分
避難小屋到着。
小屋には10人パーティと夫婦一組が先着でいた。昼食をとっているうちに,10人パーティと夫婦が出発し,別な夫婦一組が到着した。聞くと,我々と同じコースをとると言っていた。我々より1時間遅れで入叶津を出発したとのこと。
11時25分
避難小屋出発。
すぐに山頂かと思ったが以外に時間が掛かる。

12時05分

浅草岳山頂到着。
避難小屋からここまで40分かかったことになる。

12時17分

浅草岳山頂出発
ガスと霧雨でほとんど周りが見えないが,きっと紅葉がきれいだろうと話ながら進む。こちらの道は急こう配が続いて時間が掛かる。まもなく天狗の望み(だったかな?)までくると鬼が面山の山腹が見え紅葉真っ盛りなのが解った。

14時00分

剣が峰通過。
痩せ尾根だが登山道を砕石で成形してあるので危険はない。時間に余裕があるので焦らないが,それにしても標準タイムより随分余計に時間が掛かかる。
ここで空模様がみぞれ模様の雪となった。

15時00分

大久保の沢の水場に到着。
やっとここまで来た感じだ。8分ほど休憩し下山開始。

15時48分

田子倉の登山口に到着。
やっと着いた感じだ。10時間近くも歩く,ずいぶん長い山歩きだった。
時間は取り戻せないから,いつもできるだけ早く登山開始をすることだと教えられていたが,今回はその言葉を実感した。

帰りは会津坂下から高速道路に入ったが,磐梯熱海手前から13kmの渋滞で,福島に着くまで5時間も掛かった。登山と車,両方とも疲れた。
標高図
工事中
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