福島県 大滝根山 登山ルート;大越登山口→霧島権現経由→山頂→日山権現経由→大越登山口 標高1,192.5m |
私は夏シーズン前のトレーニングの一環で,宮城県の大東岳を考えていた。 パートナーが風邪で体調を崩し,体力が落ちているので,低山で足馴らしをしたいとの希望だったので,取りあえずパートナーの希望で大滝根山に行くことにした。獲得標高は400m程なので,私は物足りないのと,パートナーももう一山行けたら,高柴山に登ることにして自宅を出発した。 大滝根山に間もなく着く頃に,矢大臣山の姿や看板が見えたので,急遽変更してもう一山は矢大臣山に変更した。 大滝根山の大越コースは,沢渡渉など非常に変化に富んでいて,大変楽しかった。体力が残っていたので,矢大臣山にも行ってみた。パートナーは以前の記憶が無くて新鮮だったと言っていた。私は林道歩きがこんなにも長かったかと,改めて実感した。 |
8:35 標高790m 大越登山口出発 荒れた車道を山に向かって進んでいきます。先行して福島ナンバー車のご夫婦が登っていきました。ご主人らしき人に「とざんですか」と声を掛けられました。「はい,そうです」と答えました。ちょっと不安そうにしている雰囲気が感じられました。 今日の登山者は我々の他には先行のご夫婦だけのようです。 登山口です。手前が駐車スペースです。 しばらくは右にフェンスを見て進みます。 8:46 標高850m 一つ目の小沢通過。 山頂の矢印道標有り。 8:55 標高910m 日山権現・霧島権現分岐通過。 ここは左の道(霧島権現経由)へ進みます。直接山頂へ出る道です。 ここから少し進むと大きめの沢を渡渉します。ここは左斜め前方に登山道がついています。 @が霧島権現経由で,Aが日山権現経由です。 9:10 標高965m付近 沢づたいに進んでいます。 コルリ,ミソサザイが大きな声で囀っています。ミソサザイは近くで見られました。肉眼でもハッキリ見えました。 このような沢渡渉がいくつも出てきます。 名前の分からない可憐な白い花がありました。初めて見る花なので写真に撮りましたが,暗いのでブレたりピンボケになりました。帰宅後に調べたら「タニギキョウ」の蕾のようです。 9:25 標高1,010m 一度沢を離れます。 ここまで花撮影,鳥観察で5分ロス。 新緑の良いブナ林です。でも一瞬のブナ林でした。いよいよ沢を離れて尾根に向かうと思いましたが,またすぐに沢に逆戻りでした。 9:30 標高1,050m ロープ,鎖場開始。 最初はロープに掴まらなくても登れそうですが,次第に急勾配になってきます。 急登途中で先行ご夫婦に追いつきました。奥さんがかなり疲れているようでした。 9:47 標高1,165m 急登終了 初めのロープ場はそれほどでもなかったのですが,その後,木の根に掴まりながらの急登でした。 平坦地に出ました。周囲は雑木林です。 突然山頂神社前にでます。 9:53 標高1,192m 大滝根山神社到着 右階段で登ると神社です。 9:57 標高1,192m 大滝根山山頂出発 神社から右折し,左に自衛隊のフェンスを見ながら進むと,間もなく右折する道があります。 10:03 1,180m 高圧線下の広場で休憩。 ここでは以前にも休憩を取りました。大滝根山で唯一開けている場所です。 ヤマツツジが満開です。 10:25 出発。 休憩時間22分。 休憩場所に背丈が5センチ程のマイヅルソウが花を付けています。可愛いです。他にはチゴユリもありました。 出発しようと思ったらパートナーがワラビ採りを始めました。 10:30 標高1,140m 日山権現経由分岐通過。 ここには分岐道標があります。分岐口は狭くて登山道が荒れているように感じましたが,新しい道標がついているので,大丈夫でしょう。 ここには道標が三つも建っていました。 10:46 標高1.025m 右に崖に下りる金属ハシゴ有り。「ここを下りてはダメ」 ここはかなり下りにくいので,少し進んでみることにしました。突然のように広場状になっています。 ここは左側沿いに進むと「大越登山口」の道標があります。かなり見つけにくい状態です。 先に向かって傾斜がついています。 左側に隠れるように「大越登山口」の道標がありました。 11:05 標高905m 霧島権現と日山権現分岐通過 分かりづらいところがありましたが,変化に富んでいて楽しい登山道でした。でも1人だと心細くなったかも知れません。 沢沿いに緩い登山道を下っていたら,ギンランがありました。ちょっと嬉しくて写真に撮りました。 11:30 標高780m 登山口到着。 下りてきたら駐車場にいわきナンバー2台と水戸ナンバー1台の車が増えていました。 途中咲いていた花 タニギキョウ,ギンラン,マイヅルソウ,チゴユリ |
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