新潟県 巻機山(御機山〜割引岳〜牛が岳)

井戸尾根コース
桜坂駐車場登山口→ニセ巻機山→避難小屋→御機屋(おはたや)→割引岳(わりめきだけ)→御機屋→最高点→牛が岳→御機屋→避難小屋→ニセ巻機山→桜坂駐車場登山口

標高;ニセ巻機山1,861m 御機屋1,962m 割引岳1,931m 最高点1,967m 牛が岳1,962m

10:35 割引岳山頂出発。   休憩時間9分。
山頂で写真撮影してすぐに出発です。たちまち9分も過ぎていました。これから牛が岳に向かいます。


11:00 標高1,960m。 御機屋通過。

11:16  標高1,950m  最高点と勘違い場所到着。

ここから朝日岳への縦走路になっているようです。ここはベンチがあって休憩に適しています。
休憩場所から見える朝日岳です。
行ってみたくなるような重厚感に溢れた山容です。
ここが巻機山の最高点かと思いましたが,もう少し手前のやや広場になっているところが最高点だったようです。

11:20  本峰勘違い場所出発。  花撮影4分ロス。
パートナーがヒオウギアヤメを撮影してロスです。
牛が岳に向かう草原にハクサンフウロ,キオンがありました。

休憩場所を過ぎると雄大な風景の湿原歩きです。この辺が一番気持ちよかった気がします。


11:35  標高1,965m   牛が岳山頂到着。
文字が消えかけ朽ちかけた道標が立っています。
ここには三角点がありますが,この先がまだ高くなっているように見えるので行ってみることにしました。

11:39 標高1,965m   牛が岳最高点到着。 休憩。

その後若い単独登山者到着し少し話をしました。5万分の1地形図を見ながら,「ここはどの辺になるか」との質問に答えました。こちらからは,割引岳(わりめきだけ)の右に見える険しい山の山名を尋ねました。お互い分からず割引岳の尾根続きと結論付けました。雰囲気のすごく良い山です。

割引岳を眺めながら,この若い男性にあのトラバース付近にハクサンコザクラの群落があると伝えたら,今日は行くつもりがなかったが,是非行ってみると答えが返ってきました。

11:58  標高1,965m  出発。  休憩時間19分。
若い男性と山談議をしていたら時間がたちまち過ぎてしまいました。


牛が岳道標付近から御機屋方向の展望です。

12:12  標高1,895m   本峰と思われる広場通過。
ここはどうも最高点と思われません。

本峰付近で身体のがっしりした関西なまりの若い男性に「牛が岳まで何分か」と聞かれ20分程度と答えました。この男性にはこの後避難小屋で休憩しているときにも会いました。

12:24  標高1,930m。 御機屋通過。
数人の人が寝ています。
避難小屋に向かって下ろうとしていたとき,牛が岳で山談議をした若い男性にこれから割引岳手前のハクサンコザクラを見に行きますと声を掛けられました。

御機屋と避難小屋の鞍部でモウセンゴケの花を撮影しました。写真撮影で4分ロス。

12:44  標高1,790m   避難小屋到着。 

12:47  標高1,790m   避難小屋から水場へ。

12:52 標高1,770m  水場到着。

水場の沢へ降りるところが,5m程の急下降でしたが問題ありません。

雪渓の下で水を採りました。ガブガブと飲んでみたら美味しかったです。でも,あまり冷たく感じませんでした。雪渓の下の水ですが,もっと上から流れてきている水かも知れません。
この沢にベテラン風の男性二人組がいました。何と食べ残ったスチロール丼の中身を沢に捨てていました。馬鹿野郎な連中です。本当に腹が立ちました。

水場方向から避難小屋を見ています。

13:02  標高1,790m。  避難小屋到着。  休憩
水場への往復は思いのほか近かったです。
お湯を沸かしてコーヒーを飲みました。
関西なまりの若い男性が下りてきました。「水場はここからどのくらいか」と聞かれ「5分程度です。ザックを降ろしていったらどうですか」と言ったら,降ろすのが「めんどくさい」と言って担いだまま行きました。「体力あるなぁ」と感心しました。

13:42  避難小屋出発。  休憩時間40分。
出発しようとしていたら,牛が岳の若い男性が下りてきました。水場にハクサンコザクラの今が盛りの花が群生していますと,声を掛けたらこの男性もザックを降ろさずに水場に行きました。体力があるって羨ましいと思いました。
今度は右足の踵が痛いです。帰ってきてから見たらミミズ腫れになっていました。

13;54  標高1,860m  ニセ巻機山通過。

八合目で関西なまりの若い男性に抜かれました。顔は似ているのですが,来ているものが違うとパートナーが言っていると,その男性に話が聞こえたのか,「シャツを取り替えました。あなた(私)のシャツの模様と同じです。」と言われました。先ほどの水場で今まで着ていたシャツを洗濯したそうです。

14:30  標高1,580m  七合目到着。 休憩。
一番坐りやすい場所で休憩しようとしたら,先着している男性3名女性1名のグループの二人が煙草を吸って煙が流れてくるので,場所を少し移動して休憩しました。
ここで牛が岳の若い男性に抜かれました。パートナーと二人で「七合目辺りで抜かれるだろうね」と話していたら全くそのとおりになりました。足が速いです。

14:40  七合目出発    休憩時間10分。

15:35  標高1,100m   五合目到着   休憩。
パートナーが先に下りることにしました。私は疲労していて10分休憩後に出発することにした。
パートナーが出発して4分位したら男性二人組,その後夫婦,男性3人女性1人グループが到着し男性二人組と夫婦はすぐに下りていきました。

15:45  五合目出発。   休憩時間10分。
先に下りていったパートナーのことが心配でした。
少し下りたところで待ってくれていました。

16:26  標高790m   ヌクビ沢分岐通過。
駐車場までもう50mほどで到着です。見えています。

16:27  標高790m   桜坂駐車場到着。

やれやれ着きました。最高の達成感です。やりました。


途中咲いていた高山植物等
イソツツジ,イワイチョウ,イワカガミ,イワショウブ,オトギリソウ,オヤマリンドウ,キオン,キンコウカ,タテヤマリンドウ,ツルリンドウ,ニッコウキスゲ,ノギラン,ハクサンコザクラ,ハクサンフウロ,ヒオウギアヤメ,モウセンゴケの花  16種


 

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